フルセイバー

久々にガンプラを本気で作ったので駄文モード。
 
本日のネタはGNT-0000/FS ダブルオークアンタ フルセイバー
ダブルオーのMSV企画である「機動戦士ガンダム00V戦記」から生まれたMSで間違い無く劇中世界最強の機体なアレです。

 

で、公式にはHGキット+ホビージャパン付録でしか作れない機体なのですが、世界は広いというか・・・
はい、アンタッチャブルな拡張パーツを作ってる馬鹿が居るんですよね、しかもMG対応の。
(注:無版権で非公認の非正規パーツです。念の為)
というわけで、この拡張パーツの検証を目的として買ってみた次第。
 
クアンタ本体は無加工で、背面ユニットを改造パーツに差し替える事で装着「は」出来ます。ええ、出来るんですけどね・・・
 
以下、改造パーツに関する感想。
 
・色分けは完璧。フレーム部の灰色以外はクアンタの成型色に揃えてきているので塗らなくても大丈夫。
・パーツの精度もかなり高い。スライド金型を使ってダボ穴を掘ったりしてる。
・設計も(一応)1から起こしており、HJ付録の単なる拡大パチではない。
・全パーツABS成型。
この辺が褒めるトコ。
 
・設計能力の限界なのか、懸架状態以外に「GNフルセイバーモード」「GNセイバーモード」「GNガンブレイド ツインエッジモード」しか再現出来ない。(ガンブレイドの変形が無く、分解&組み換えを考慮していない設計。ツインエッジモードもたまたま出来るだけな感じ)
・フルセイバーのグリップがクアンタの掌に対応しておらず、保持も厳しい。
・背面フレームの設計が甘く、そのまま組むと両肩にモロに干渉する。(自分は加工しました)
・同じくフルセイバーの懸架重量にフレーム先端のヒンジが負けるので、接着しないと垂れ下がる。
・クアンタフルセイバーの背面はコーンスラスターになるはずなのだが、何故かそのパーツが無い。
・青パーツの表面が何故か微妙に梨地になっており、処理が手間。
・全パーツにC面という概念が無く、そのまま組むとクアンタから浮く。
・フルセイバー懸架フレームの青いカバーパーツがクアンタのキットのバインダー側パーツの完コピな為、不自然にえぐれている。(今回はフレームに市販の○モールドを貼り付けて違和感を減らしてみました)
・オマケでクアンタソードビットの展示用リングが付属しているが、コレも使いにくい。
 
けなす・・というかツッコミどころの方がアレです。

 
価格設定の時点で定価もクソも無いんですが、適正価格は無法具合を加味してもクアンタ本体と同じぐらいかと。
 
ついでに塗装のネタ。
フレームを
GSIクレオス Mr.サーフェーサー 1000 徳用 スプレー 170ml ホビー用仕上材 B519

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コレで塗っただけ。
で、デカールの上から半ツヤクリアのMrスーパークリアで保護して、最後にエアブラシで同じトコの艶消しクリアを丁寧に吹いてみました、
いや、今まで艶消しを缶で吹いて失敗してたんですが、エアブラシで吹いたら綺麗にできたのでオススメしたい。