たまには紹介でも

ガンダム関係の書籍がプチラッシュだったので、幾つか布教してみようかと。
 
その一、二

A.O.Zの小説総集編上下。
最初に言っておきますが、この2冊だけではAOZの魅力の1割も伝わりません・・・
基本的には連載時同様「現在の裁判パート」「過去の戦争パート(主人公の証言)」を交互に繰り返す事で、テスト小隊の全記録を綴りつつ、ガンダム世界での戦争の後始末を描きます・・・が、基本的に「ユニコーンガンダムを読むのと同等かそれ以上のガンダム予備知識」が要ります。
あと、作例まとめのムック本6冊&みずきたつ氏の漫画全4巻も。
一応、ちょこちょこと加筆修正はあるものの大きな改変は無し。
センチネルに似た形式ではあるのですが、こちらはメカの絵的な要素に比重を置いているので、シナリオとしてはシンプルかと。
あと、ガンダムとしては異端なのが「悪鬼羅刹修羅なラスボスが不在」という事実。
本来ならTR-6がその配役の筈であり、確かに主人公の最後の引き金の目標はTR-6なんですけどね・・・
(そのスペックの1%程度しか披露しないまま出番が終わった悲運の機体でもありますが)
TR-6に限りませんが、戦争パートでの各機体の描写が淋しいので「誰が今どんな機体で戦っているのか」についてはムック本が必須です。
本誌連載時だと特撮写真で状況説明を済ます事が多かったので、文字だけだとワケわからない部分もチラホラ。
プリムローズ登場の辺りから駆け足気味ですし。
 
んなわけで
「ヘイズル改を発売日に3個買いした物好き」
にはスゲェお勧めだが
「あ、SEEDの裏でやってた奴?」
とかいう輩にはお勧め不能
大体そんな感じ!