小説版ダブルオー最終巻

 
読了。
初っ端からカラー口絵で噴いたのは私だけでは無いだろう。
 
で、内容ですが基本的には前作までと同様にTV版を忠実にノベライズしつつ、各キャラの心理描写や状況説明をガンガン補強するスタイルです。
ヴェーダ奪還の最終決戦をまるごと描いてほぼ400ページジャストというボリューム。
時系列としては刹那とブシドーの決戦直後からエピローグまで。
 
初っ端からフェルトが可愛いですよw(刹那に花を渡す部分が細かく描かれています)
こういったキャラ個別の心理描写がたっぷり活字になってますんで、キャラ考察系の方には必読かと。
今回は戦闘シーンが多めなのでその辺の描写もとても丁寧。
TVだと一瞬過ぎて判らなかったようなネタもちゃんと拾ってたりします。
GNHW関係の装備も各機体2ページぐらい使ってちゃんと解説。MSV絡みのネタもちょこっと。
後、新事実というか改めて明記された部分なんですが
コーラサワーの活躍&彼の爆散シーンの細かいトコ
・「 コロニー型外宇宙航行母艦ソレスタルビーイング」の巨大ビーム砲は一発毎に疑似GNドライブ60個を使い捨てるという超仕様
・キュリオスのビームシールドの意味
・最終決戦でのオーガンダムエクシアR2のGNドライブはそれぞれ元の機体に積まれていた物
・オーガンダムのGNドライブは大破
・エピローグの超兵カップルの旅の目的が明かされている
プトレマイオスクルーの扱いが良くなっている(全体的に)
・ビリーも扱いが良くなっている
・カタロンのその後
・小熊のその後
この辺りが補完部分かしら。
お手軽に読めて楽しめるのでオススメですよー。