ガンダムAGE「救世主ガンダム」

というわけで今週からガンダムについて毎週駄文を書き散らかしてみようかと。
基本はツッコミと考察(という名のぺらい妄想)になるかしら。
 
1回目は取り合えず、舞台設定のおさらいから。
 
「人類が宇宙に進出して数百年が経過した未来の地球。」
「A.G.(Advanced Generation)101年にUEが突如襲来」
「地球連邦が存在している(連邦軍が有る)」
 
少なくとも101年前に年号を替えるくらいにデカイ「何か」が有ったと云う事かしら?
因みに設定に拠れば現在は「115年」との事。14年間もテロられてるのにも関わらず、あの体たらくかよ!と思われますが、その辺は後ほど。
 
で、その主人公の「フリット・アスノ」。
素質は有ったとはいえ、14歳でモビルスーツの基礎設計を読み解いて建造に漕ぎつけるぐらいに猛勉強した努力型。
アスノ家は代々「モビルスーツ鍛冶」をやっていたそうなのですが・・・
 
取り合えずUE襲撃までは完っ全に平和ボケしてた地球圏(それこそ100年間戦争が無かった可能性すら)ですので、配備されているモビルスーツも最低限の防衛隊レベルまで性能が下がっている様子です。
そんなんなのでアスノ家も超高性能MSを図面だけ作って、そいつを更新している程度だったのかと思われます。(技術の衰退を防ぐ為、研究はやってた筈)
 
モビルスーツ鍛冶」はそんな平和ボケの中で、MS開発を指す単語が妙な方向に翻訳されてしまったんじゃないかと。
 
そして「ガンダム」。
異様に丈夫な感じですが、アレは単にジェノアスが脆過ぎるだけかと。
ハイエンドな技術で予算を組んでMSを作ればちゃんとガンダム並の装甲は作れるんでしょうが、敵も居ない状態でそんなMSを配備するほど連邦も金が有るわけではないのでしょう。
あの司令が「次世代の為の新型機の開発」とかいって予算ぶんどって、フリットに好きなように作らせたと予想。
現状ではどうにかUEの下っ端と張り合えるぐらいですが、ここからガンガン経験を重ねて強くなる筈です。
 
最後に「UE」
Unknown Enemy=アンノウン・エネミー、つまりは「なんだかよくわからん敵」という、物凄い呼称。
尖兵の筈のガフランでさえ連邦軍の主力であるジェノアスを一蹴するぐらいに高性能で、運動性も装甲も段違いに強いです。
目的は一切不明ですが、何らかの法則によって人類を襲っている模様。
14年間も戦っているにも関わらず大規模な攻撃を行わず、101年の初回攻撃以降は「人の多い所には寄ってこない」とさえ思われているレベル。
108年にフリットの故郷が襲撃されたことですら、扱いは小さいようです。
現状では知性らしき物が有る行動を見せているのですが、果たして。
 
オマケ。
劇中で「ガンダムの腕」の稼働試験をした際や初起動シーンでのディテール描写が、1/48メガサイズAGE-1の腕と同じだったり。
所謂「アップ画」の為の画稿をそのままキット開発に共有しているワケなのですが、モデラーとしては嬉しいトコロです。
 
追記。
ツイッターで知ったのですが、あの世界の「連邦軍」そのものが101年に設立されて居ると云う驚愕の事実。
UEの襲撃に際して軍を設立、その時に配備されたのがジェノアスだと云う事です。
という事は、連邦設立と同時に世界中の軍備が解体されたレベルなのかも。
で、100年も何も無ければそりゃ「モビルスーツ」の技術も伝説化するわな・・・