Ziの風

rasentaitei2005-03-31

というわけで早速買ったYO
GZ-010 ムラサメライガー
4月からの新ゾイドシリーズ、「ジェネシス」の主役機であり、久々の新ライガーである。
シールまで全部完成させたので、感想を書いてみることに。
レビューじゃなくて、あくまで感想っす。以下、箇条書き風味でつらつらと。
 
キットの構成は組み立て済み素体+外装になっており、感覚的にはタカラのデュアルモデルに近い。(そういや前脚にターンピックが・・・)
素体そのものは「三匹の虎伝説」のワイツウルフを更に進化させたカンジ。というかライガーゼロとも似ているか。拡張性は高そうなので、金型流用機体&換装パーツは確実。
ライガーゼロ素体があくまでも「ライガーゼロのパワーアップのための素体」であったのに対し、ムラサメ素体は「ライオン&虎用汎用素体」っぽい。
この辺は劇中で頻繁に着替えたゼロの方が素体の姿に馴染みが有るだけかw
四肢もネジ止めされており、従来のように脚を持っても分解することは無い。
逆に、改造を試みる人間には辛い仕様になっている。(この辺後述)
デザインはごくベーシックな素体と言えるか。腹部が全部ジャバラってのがスゲエ。
外装は、頭部がライガーゼロファルコン、四肢がエナジーライガー+トリニティライガー系デザイン。
目を引くのはやはりタテガミパーツと肩カウルのライン。
この辺のバランスと、肩&股間関節のタイミングの結果、歴代ライガーでも随一の「たくましいカラダ」になっている。
小顔&肩カウルの配置がポイント。
 
で、組み立てに関して。
今回、史上初の「シールによる色分け再現」が採用されているのが大きいですZE。
基本的に「軟質樹脂には塗装不能」と判断したのか、タテガミの付け根の白としっぽの白、前足の青白のアーマーが対象。
このシールが曲者で、確実にキレイに貼るには結構な技量が要ると思う。
事実、私もシワが寄ったw
特に、前足のシールは貼る手順を誤ると見映えが悪い。この辺をしっかり取説で扱って欲しいトコロ。
「プラモデル」としては、四肢を組まないので非常に楽。ギミックの入った武装も完全に完成しているので、本当に外装以外は組み立てるトコロが無い。
恒例のゴムキャップも完全な装飾になっている。
そして、お約束の「マーキングシール」だが、難易度が非常に高いです。
いつものように番号が一切無く、貼り方も記述が無いので、肩カウルのラインはパッケの写真を元に貼ります。
コレをスラスラ貼れる子供が居たらお目に掛かりたいモンである。
 
完成。
組みあがりのボリュームは「ガッチリ」とした感じ。
ゾイド史上、最もヒロイックな仕上がりです。成形色も1段程赤を抑えた配色で、ケバくないです。
 
総じて、いきなりの初心者が「完成見本と同じように作る」を目指すと、多分泣くでしょう。
確かに、作業量が減ってとっつき易いと言えるかもしれませんが、塗装をしてキレイに仕上げるには難易度高いです。
(軟質樹脂は塗装が困難+分解非前提の構造が・・・)
取り合えず、シール関連をもうすこし優しくしてほしいなー