あんまり虎っぽくないけど

設計時のイメージはコレだったのですが、成型色の割り振りで塗り分けた結果、配色がちょっと微妙になったよ!
 

ここからいつものキモイ妄想タイム。
  
虎型MMS 輝虎姫<キコヒメ>
2036年の「あの世界」に於いて、老舗玩具開発のZOITEC社が神姫用の外装として開発した強化外骨格。
ZOITEC社の新製品として設計されたが、武装神姫の進化の方向性(軽量/高機動)に逆行していると判断され研究部で試作が一体のみ組み立てられた段階でプランは凍結。
以下、装備品の仕様書から本機体の詳細について幾つか抜粋した物を記す。
 
コナミ社からリリースされている「武装神姫」用商品としてMMS規格対応の強化外骨格を開発する。
モチーフは四足の大型肉食獣とし、従来の武装神姫を超える格闘性能を発揮する機体を目標とする。

 
打撃のみならず、握撃、斬撃をも可能とすべく大型のパワーアームを採用。
神姫の背部に強化フレームを増設する事で大型の腕部を保持しつつ、従来のMMS規格に囚われない駆動を実現。
飛行に頼らない三次元的な運動性能を獲得すべく、脚部は剛性を重視した獣型フレームを構築。
上半身同様、非常識なまでの脚力を実現する為、神姫の脚部関節に依存しない脚部接続を採用。
これにより、四肢の全てがMMS素体関節を経由しないという特異な構造になった。
背部プラットフォームに補助用のブースターを装備。
内蔵バッテリーだけでは一瞬で動作不能になるので追加バッテリーを背負っているが、それでも全力稼働は三六〇秒が限界である。
 
 

 
武装について
射撃武装として両肩の三連衝撃砲と左腕のグレネードランチャー
格闘武装は右腕と両足のストライクレーザークローのみ。
最大の武装は「拳骨」による打撃。
尚、特殊装備として「敵のエネルギー兵器を吸収無効化する防御フィールド発生装置(名称未定)」の搭載も検討されていたのだが、試作機故に未完成であり「ビーム減衰能力」に留まっている。
 
「ZOITEC社」
2036年現在では、男児用のメカニックペット「ZOIDS」を開発販売している老舗玩具メーカー
その主力商品はミリタリー性溢れた「戦うオモチャ」として一世を風靡し、今も愛好家の多い玩具シリーズである。リアルな動物の動きを再現しつつ、低年齢の子供が扱っても大丈夫な様に強度と耐久性に優れたフレーム設計をする事で知られている。
一部の商品の規格が武装神姫に転用し易い事がカスタム派の神姫オーナーの間で評判となり、本来のターゲットから外れた所で商品が売れていたりする。
注:この世界のゾイドは「メダロット」みたいな存在に進化したと想定。