丑寅大合体

http://d.hatena.ne.jp/rasentaitei/20090810
製作編はこっちで。
 

前回からの追加として、膝アーマーを増設。
ついでにニークラッシャーも生やしてみました。(電々太鼓のパーツセットに付属する部品です)
で、いざ塗装。

 
今回の俺ルールとして「ベースの真鬼王には加工&塗装をしない」という事を決めていたので、極力神姫の商品状態の色に近いモノになるようにしてみたのですが、一晩で塗るのはちょっと無理が有ったような・・・
(完成は展示日の午前4時。展示会は12:30からでしたw)
混色云々は無意味なので、替わりにイチオシ塗料の紹介でも。
今回は金色部分に「ガイアノーツ 122 スターブライトゴールド」を使ってみました。
黒で下地塗装をした上で吹いたのですが、キャラクター物の「金色」としては理想に近い発色でした。
SDガンダムの、特に武者系の金色がイメージ的には一番近いかと。
粒子の輝度を高めにした上で、クリアオレンジの比率を高めたような感じでしょうか。
スケールモデル的表現には存在しない「金」ですが、キャラクターモデル的には一つの「最良解」かもしれません。
輝度が高いので、ピンポイントで使うと映えます。武者頑駄無塗ろうとしてる人にはオススメ。
コレで百式塗ったらコッテリした物になりそうです。
 
つうわけで此処から妄想編
 
Union Steel社製の丑寅合体「真鬼王」。
神姫にカテゴライズされる機体としては最大級のボリュームを誇る形態であったが、INNSECT ARMS社の甲虫合体やMagic Marketの魔竜合体等、後発の大型武装合体に対して単純な力押しで後れを取るバトルが散見されていた。
この事態に対し、とある神姫パーツのサードパーティが開発したのがこの「丑寅大合体」パーツである。
真鬼王の発表当初から指摘されていた「腕部自由度の低さ」を解消すべく腕部フレームを新造。
攻防共に従来よりも動きの多様性を実現した。
また「選択可能武装の少なさ」に対しても標準武装の大剣「朱天」を基幹としつつ、ティグリーズの刀剣類を流用した2種類の追加武装、手斧「星熊」と手槍「伊吹」を実装。
完全に必殺技扱いだが、朱天、星熊、伊吹を繋ぎ合せる事で超大型剣「両面宿儺<リョウメンスクナ>」を発動させる事も可能となった。
(バトルロンドでの発動時は全身が山吹色に発光し、どこかで見たようなカメラワークを強要する謎の効果が有る)
尚、上記の改修に伴い機体バランスを補正する為に脚部の延長と接地性の強化、装甲の増設も行われている。
 
これらの改修パーツとは別に、ティグリーズ用として開発された放電型武装「電々太鼓」を併せて装備している。
(本来の星熊と伊吹はこちらの太鼓とセットで開発された武装であった)


 
こうして完成した「丑寅大合体 天雷真鬼王」はその名に恥じぬ戦闘力で猛威を振るう事になった・・・が、見ての通り特に真鬼王の物理的弱点(むき出しの神姫本体)をカバーするような改良は一切施されていなかったりする。
開発者A曰く
「神姫の顔を隠すなんて・・・ばかなの?しぬの?」
「神姫のおへそを隠すなんて・・・ばかなの?しぬの?」
だそうである。
(この後、A氏は同僚のB氏から見事な延髄切りを頂戴していた。当然の報いである。)