2009年最終神姫

rasentaitei2009-12-31

ティラノサウルス型MMS 織姫<オリヒメ>


 
前回の輝虎姫
http://d.hatena.ne.jp/rasentaitei/20090829
と同系列の技術で設計されていた恐竜型神姫をベースに、革新的な超技術のあれやこれやを盛り込んで開発された新型神姫。
どう考えてもオーバーテクノロジーの塊であり、その出自には不透明な点も多い。
 


企画書の段階では「ゴジュラス」と呼ばれ、大型バッテリーに依る高出力と重装甲に依る耐久性に重きを置いた仕様だったのだが、前述の技術流入によりその仕様は一変。
「全方位高出力エネルギーシールド」「低空飛行(浮遊に近い)を用いた高機動」「超高出力荷電粒子砲」
という非常識なスペックを得るに至った。
最終仕様ではこれに格闘用のフリーラウンドエクスブレイカーを追加し、隙の無い機体構成を実現している。
 


武装
「フリーラウンドエクスブレイカー」
腕部に装備された格闘装備。盾1基に片刃の実体剣2本を組み合わせた攻防一体のユニット。
実体剣を前方に展開することで大型のバスターソードとして運用する。
1基でも防御用フィールドとして十分な性能を有するが、これを2枚重ね+本体のEシールドの3層防壁を展開した際には如何なる攻撃でも無力化する。
 
「胸部超高出力荷電粒子砲」
本機体の最強兵装。通常は胸部装甲内部に格納されており、使用時はそれを展開する必要が有る。
一見すると小口径の内蔵武装だが、本機体に搭載された新世代動力をフル稼働させた際の威力は「地面ごと」機体前方の有象無象を吹き飛ばす程。
 
「腰部ビームガン」
小型で連射性能に長けた固定兵装。通常はもっぱら牽制用に使用される。
実は隠し武器としてこの部分をワイヤーガンとして射出して電撃を加える案もあったのだが、エクスブレイカーが搭載された時点でその機能は凍結されている。
 
これらの武装以外にも「尾」に相当する箇所での殴打等、恐竜型の体躯を生かした格闘も得意とする。
 
本来は前述の超技術の神姫へのフィードバックを目的とした実験機だったのだが、これらの技術の提供元とされた組織が本機体の完成直後に突如音信不通になった為に量産に漕ぎ付けるに至らず、結果的に「恐ろしく高価で高性能なワンオフ機」になってしまった。
その性能故「暴君」との異名で呼ばれてしまう事も有るが、性格的には無垢な良い子。多分、くまいもとこ声。
 
妄言終了!
 
つうわけでこっからは製作関係の小咄。
 
この機体、元は上の文章でも書きました通り「BLOXのゴジュラスを神姫用の外装に!」というコンセプトだったのですが、どうにも収まりが悪かったので一時凍結。
そして手元に有ったのがゾイドヘッドコレクションのBF。
で、ふと思い出したのが1枚のイラスト。
島田フミカネ氏が2002年に描いた同人誌の中の1枚だったのですが、そのバーサークフューラー少女が大いなる元ネタだったりします。
んで、もう一つのテーマが「柳瀬ガンダムのFGキットで遊ぶ」ですね。
途中写真見ると分かりますが、上から順に。
腕部:まんまキュリオス。
脚部:ヴァーチェ+デュナメスの肘から先
しっぽ:ヴァーチェのリアスカートを土台にキュリオスの肩(後ろ半分)+前半分(二機分)+キュリオス機首。グレーのメカ部はヴァーチェとキュリオスの足首が入ってます。
各部の接続はWAVEのプラサポ。
腰部の小翼:キュリオスのふともも+キュリオスの主翼
その他
盾はキュリオス+コトブキヤ武装。爪先はBLOXのゴジュラス。
こっそり胸部の武装の土台に浅井真紀氏のMMS用サポートパーツ。
フィギュア頭部はスカイガールズポニテさん+武装神姫ブラックアーンヴァルの髪。
その他、細々と流用パーツ有りですが、ほぼすべてのパーツが「元の形状そのまま」で組み込まれてます。
太股のポリキャップすら、ダブルオー系FGキットの股間ポリだったり(4ミリ穴が開いてるのです)。
しっかし、FGキットが優秀で助かりました。
後ハメ前提の関節+シンプルで強度に長けた設計はこーいう加工がやりやすくて良い感じです。
後、プラサポ。
これが優秀。ただパーツに穴開けて棒差して接合するより「何か関節っぽい」感じに仕上がります。
 
展示会に置かせてもらったんですが「可動王潰したんですか!?」「うお、騙された!」との意見がちらほらw
 
これにて2009年武装神姫作り納めなり。
次は2月のワンフェス合わせてなにか仕込みますかしらー。